〜呼吸〜 チェンバロ レッスン.:*・゜゜201612 **・゜゜
2016年最後のレッスンは、贅沢にデュオローズのレッスン&ソロのレッスン、ランチ付です⸜( ´ ꒳ ` )⸝
ソロのレッスンは自分のレッスンに スーパーチェンバロレッスンのLIVE (薫子さんのレッスンの聴講) も!
ローズのレッスンでは、12月らしく「くるみ割り人形」の「金平糖の踊り(2台チェンバロヴァージョン)」もやりました。
今年の丸の内のクリスマスイベントは、テーマがくるみ割り人形でした。
特に丸ビルでは、くるみ割りの音楽と映像のプロジェクションマッピングが行われていました。
それぞれこのイベントを見ていたこともあり、日程的にはアフタークリスマスなのですが、金平糖やりたいねとなったわけです。
昨年の金平糖は大笑いでしたが、今回は曲らしくなってまいりました。
チェレスタでは可愛らしい金平糖の踊りも、チェンバロではちょっと怖い雰囲気にもなり、クリスマスよりもハロウィンって感じ?と思っていたら、薫子さんも「ティムバートン風ですね」と言っていました。そんな感じです。
短い曲なのでバッハなどの大作にプラスして弾きたいのですが、ちょっと問題があります。その日の1回目がうまく弾けないのです。
臨時記号に騙されまくりの初見泣かせな曲なので、他の曲と一緒に弾ける気がしません。
胸を張ってこの曲をレパートリーと言うには、まだ時間がかかりそうです。
そして、今日の本題は、2月の発表会で演奏する連弾曲です。
この曲の形が決まらないと年を越せません!
久々に本気モードで頑張りました。
いや、いつも本気ですが、今日の私はひと味違うわよってなもんです。
何せ現実的にまとまったレッスンが出来るのは、1月に自主練1回、2月にれいね先生のレッスン1回、自主練1〜2回、当日のリハと、本番までにふたりで合わせられるのはほんの数回です。
毎日合わせられるって凄く恵まれた環境か、それに全てを賭けているか、とにかく当たり前のことではないのですね。
だから、もしそうであれば、そのことを大切にしてほしいし、私は私の出来る精一杯をするしかなくて、残された回数を丁寧にやっていきたいと思います。
私たちは最初この曲にモーツァルトを感じました。 時代的にも同じ頃の作品ですし、明るく華やかな感じがモーツァルトを彷彿させると思ったのです。
でも、この曲を作ったのはジャン・フランソワ・タプレというフランスの作曲家で、れいね先生はこの曲の譜面からちゃんとフレンチを感じとりました。
YouTubeですら見つけられなかったこの曲をきちんと優雅に仕上げていくことが出来そうになってきたのはれいね先生のおかげです。
今回のポイントは、切り替えと空白だったように思います。
場面の展開するところで駆け込まずにほんの少しの空白を置く。
休符があるわけではないけれど、きちんと息継ぎをすることによって、次の場面にスムーズに移行できます。
でも、これがソロの時より数段難しいのです。間を空けすぎたら遅れちゃうというリスクがあります。
これは合わせながら見つけていくしかなくて、呼吸を合わせる、しかもよいタイミングでという、アンサンブルをやっていく上では切り離すことの出来ない課題です。
さらに人数が増えてくると指揮者の登場になるわけで、指揮者がいれば合わせるのは楽になります。
でも、アイコンタクトや息づかいで上手く合ったときは、夢のような心地がします。 指揮にはこちらから合わせるけれど、デュオだと合わさるって感じがするところが、私は好きです。
あとは、テンポが早くなってしまったときに、とにかく戻すこと。
テンポを戻すという対処はどの曲でもそうなのですが、この曲は特に早くなりがちな要素が詰め込まれてるので、そのことを強く意識しておいた方がいいように感じます。
このブログで2016年を振り返ってみると、良いコンサートに恵まれた年であることに気がつきました。
2017年のコンサートは、5月のチェンバロの日に、れいね先生が現代曲(!)を演奏するということなので、それを楽しみにしています。
それでは、2017年があなたにとって素敵な年でありますように。
merci de votre visite.
je vous souhaite tres bonne annee 2017.
ecrit par coquemomo