予習【2016/08/26 デュオ・ミュゲ 2台チェンバロの調和 Vol.5@近江楽堂】
8月末にデュオ・ミュゲのコンサートがあります!
デュオ・ミュゲは、及川れいね先生と中村恵美さんのチェンバロデュオです。
私にとってはデュオ・ローズを始めるきっかけのひとつでもあり、憧れの存在です!
ちなみに、ミュゲはフランス語でスズランを意味します。 スズランはフランスではとても重要なお花で、5/1に愛する人へスズランを贈る習慣があり、贈られた人には幸福が訪れると言われています。
パリ留学中に出会った2人に相応しい素敵な名前ですね。
そして、第5回を迎える今回のコンサートは、フランス音楽で構成されています。
このプログラムこそデュオ・ミュゲの真骨頂、これを聴き逃すなんて断じてありえません。
蒸し暑い日本の夏を忘れて、優雅なクラヴサン(チェンバロ)の音色に浸りましょう⸜( ´ ꒳ ` )⸝
主なプログラム
F.クープラン:2台のクラヴサンのためのアルマンド
フランソワ・クープランが4巻発行したクラヴサン曲集の中で、唯一2台チェンバロを指定している曲です。
他にも2台で演奏出来る曲はありますが、クープランがこの曲に込めた2台ならではの荘厳な響きは格別です。 眼を閉じると、ヴェルサイユ宮殿の情景が広がります。
F.クープラン:「諸国の人々」より フランス人
室内楽曲「諸国の人々(レ・ナシオン)」は、フランス人、スペイン人、神聖ローマ帝国の人々、ピエモンテ人の4つの組曲で構成されています。 2台チェンバロバージョンを聴くのは初めてなのでとても楽しみです。
G.ル・ルー:組曲 ヘ長調
Gはガスパールの略なので、ガスパール・ル・ルーとルばっかりで何だかウキウキしてきます。しっとりきれいな曲を残したフランスの作曲家です。
J.-P.ラモー:未開人たち(2台チェンバロバージョン)
ラモーのクラヴサン曲集は、1706年、1724年、1728年、1741年と、時代が下るごとにオペラ色が強くなっていきます。
未開人たちは、1728年の新クラヴサン組曲集に収録されており、元々1台の曲ですが、2台での聞き応えたっぷりです。
フランス語の原題は Les Sauvages(ソバージュ)。 ウエーブのあの髪型は、野性味溢れるって意味だったのですね。
J.-P.ラモー:めんどり(2台チェンバロバージョン)
めんどりも新クラヴサン組曲集の1曲です。 ラ・フォル・ジュルネでピエール・アンタイさんが弾いていた姿が蘇ります。
そして、デュオ・ミュゲのめんどりは…
2羽のニワトリ バージョン! (2台チェンバロバージョン)
2羽の掛け合いになるとまた違った雰囲気の曲になるんだろうなぁ。 期待が高まります。
みんなに愛されてるめんどり。メタルバージョンを見つけたので、どうぞ。
デュオ・ミュゲ(中村恵美&及川れいね)
Duo muguet
2台チェンバロの調和 Vol.5
~2台のチェンバロで楽しむフランスバロック~
日時:2016年8月26日(金)
開場18時半 開演19時
会場:近江楽堂(東京オペラシティ3階)
入場料:前売り3500円 当日4000円
チケット取り扱い:
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
カンフェティチケットセンター 0120-240-540
お問い合わせ:
森音楽事務所 03-6434-1371(平日10時半~18時)
後援:株式会社インフォメーション・ディベロプメント
merci de votre visite.
je vais y aller et j'ai tellement hâte.
ecrit par coquemomo