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チェンバロの果実 ♪

ピアノのようなかたちをした鍵盤楽器チェンバロ。にほんでいちばんやさしいチェンバロのあれこれ。

チェンバロ レッスン.:*・゜゜201505 **・゜゜

チェンバロ(全般) レッスンノート

楽譜

何かが急に出来るようになってしまったとき

そういうコトってありますか?

最初から何でも簡単に出来てしまう人には
関係ないこと。

鍵盤楽器を奏でるとき、ヒトはどんな動きをして
いるのでしょうか。

楽譜を見る
 ↓
頭の中で曲が流れる
 ↓
指先に指令が行く

そういう感じ?

こういうとき天才は指がもつれたり、
指が足りなくなったり、
困ったことはきっと起きない。

でも、未熟なチェンバロ弾きには、それは無理。

曲への思い込みを修正をして、どの指で弾くか
決めて、足りない部分を大いに補って、
そうして曲になる。

そういう地道な作業を繰り返しているうちに
少しづつ身体が覚えて、次に似たようなことに
出会ったときに、ほんの少しスムーズになる。

もしも私が、音楽の神童モーツァルトだったら、
楽譜に書き込みはしないだろうし、
そもそも楽譜なんていらない。
一回聞けば、思ったように弾けるだろうから。

月に1回、チェンバロのレッスンを受けています。
先生はとっても素敵なチェンバリストです。

ひとりで練習することも大切ですが、
先生に見てもらうと一瞬で変わることも
たくさんあります。

「こけももさん、そこは音が飛ぶので、
親指と小指で 取って(弾いて)ください」

そこは右手で1オクターブ以上、音が離れている
ところ。 よくハズしてしまうので、
「しっかり狙う!」と思っていたのですが・・・

私、どの指で弾いてる?

あ、人差し指。

なぜ???

  • 飛ぶ音の前の音がそれより低い音で親指を使っていた
  • シャープキーの音だったので、親指でないことが自然だった

意識して親指で取ったら、とっても弾きやすい。

別人になったみたいに。

世界が急に晴れやかに。

よくハズすと知っていたのに、なぜ今まで
このことに気がつかなかったのだろう。

私の親指から小指をめいっぱい開いた距離は
20cmくらい。

一方、人差し指から小指は15cmくらい、
しかも親指から小指を開いたときより
変なところに力がかかります。

そしてターゲットの音たちの距離は
チェンバロで23cmくらい。

だから、親指と小指ではそんなに遠い距離じゃ
ないし、そんなにハズすようなところではない
ということになる。

人間は常識に囚われて生きています。
無意識のうちに。

小さな覚醒のトビラを開くだけで、
驚くように生まれ変われます。

もし、ひとりで行き詰まることがあったら、
扉に合った鍵を持っている人を探してみませんか。


thanks for coming by.
written by coquemomo